綜合不動産Wings 新たな道を開拓し不動産ビジネスを創造する

綜合不動産ウイングス

競売入札サポート

(1) 不動産競売とは…?

不動産競売とは、民事執行法に基づき、裁判所が対象不動産を入札により買受人に売却するシステムです。

(2) 競売不動産の性格

メリット
  1. 価格が一般流通市場価格より1割~3割より安く購入できます。
  2. 様々な用途(土地・戸建・マンション・収益物件)ならびに地域の物件が出ます。
  3. 一般の方々でも、民事執行法の改正で、住宅ローン等融資が可能となりました。
  4. 投資の対象としても、年利10%を超える掘り出し物も時にはあります。
  5. (建物があっても)消費税がかからない。
リスク
  1. 建物の場合、内覧ができません。物件調査書添付の内覧写真、または外観で判断しなければなりません。
  2. 購入後のアフターケアがありません。
  3. 不誠実な占有者がいる場合があります。最終的に強制執行手続きを視野に入れると、時間と手間を要します。
  4. 少しだけでも知識として民事執行法の理解・解釈がないと一連の手続・作業が難しいと思われます。

(3) 買受人の作業とは…?

  1. 競売3点セットの確認 弊社ホームページまたは裁判所ホームページから閲覧可能
  2. 物件現地調査 競売3点セット内の現況調査報告書は約3ヶ月以上前の作成の為、   入札直前での調査が再度必要となります。
  3. 入札手続
  4. 買受手続
  5. 占有者退去交渉
  6. 不動産引渡し命令に基づく強制執行

等、多岐にわたってありますが、すべて自己責任となります。

(4)競売入札サポートの必要性

前(3)項の作業をスムーズに行うためには、専門知識を備えた『競売不動産取扱主任者』の資格をもったアドバイザーが必要となってきます。

弊社では、この『競売不動産取扱主任者』により、お客様に代わって、物件調査・入札手続・買受手続・占有者退去交渉等のサポートをさせていただいております。なお、この、弊社競売不動産取扱主任者は、競売入札歴25年かつ専門知識を充分兼ね備えており、永い経験の基に、入札価格の『読み』の正確性もあり、同業者からも一目置かれています。

また、弊社は、この競売不動産取扱主任者に対し、競売3点セット(物件明細書・現況調査報告書・評価書)の正しい理解と現地調査の正しい実施を義務付けております。

(5)競売入札サポートの必要性

お客様からの問い合わせ
ご面談の日時を設定させていただきます。
競売サポート契約・物件調査開始
検討物件に関し、サポート契約を締結し、弊社で現況調査開始します。
報告書(物件調査・落札予想価格等の提示)
報告書に基づき、入札価格の決定
入札手続
保証金振込み・必要書類にご記入後、弊社が裁判所へ提出
開札
入札締め切り後、1週間で裁判所で発表後、報告します。
売却許可決定
開札後3週間後に裁判所に提示
売却確定・代金納付の案内
売却許可決定後、1週間以内に執行公告がなければ確定
 代金納付の案内書が裁判所より送付されます。
代金納付手続・所有権移転
売却確定より約30日後を期限として残代金・登記費用をお支払い
不動産引渡・占有者解除
占有者がいる場合、面談等弊社にて実施します。
基本的に、占有者が退去した後、不動産をお客様にお引渡しするまでをサポートさせていただきます。その際、不動産引渡命令・執行官と同行しての退去・強制執行(最終手段・そこまで交渉が不調にならぬよう努力します)等も責任をもって遂行していきます。

(6)競売入札サポート契約の報酬

1.現況物件調査開始時

30,800円(税込)

上記は、お客様と面談後、検討物件に関して、入札時直前の現況を再度調査し報告します。と同時に、競売不動産取扱主任者による、落札予想価格の提示をさせていただきます。

2.売却許可決定時~3日以内

落札価格×3%(税別)の50%

3.不動産引渡時

落札価格×3%(税別)の50%

※落札できなかった場合は、2・3の報酬は不要です!!!

※但し、最低下限報酬は、300,000円(税別)と設定させていただきます。

※2・3においては、落札した後の成功報酬とします。

※入札保証金・残代金・諸経費(所有者移転・抵当権抹消・抵当権設定各々費用、不動産引渡し命令に関する諸費用、新規鍵作成費、占有者立退料、報酬、印紙代、切手代、振込手数料等)等のご負担は、お客様となります。

※上記は、静岡県中部地区(静岡地裁:本庁)の競売物件のみの取り扱いとさせていただきます。

はしがき『競売不動産取扱主任者』とは…?

「競売不動産いついて一定の知識を有している者」と、一般社団法人 不動産競売流通協会が認定した資格であり、通常の「宅建業者」や「宅地建物取引主任者」が接したことのない「競売不動産」に対し、専門の知識・経験を有している者であります。

この資格は、「競売不動産」という非常に専門性の高いニッチな分野ですが、マスターしたことにより通常業務への幅が広がり、造形が深くなり、実務にもマッチした資格です。

以上 弊社競売不動産取扱主任者 鷲巣 宏夫