現在、中国政府は、2030年にはアメリカを追い抜いて世界第一位の経済大国としての地位を掴むことを目標として、国家戦略を描いている。2008年の北京五輪・2010年の上海万博の各開催は、その一環である。
そんな身近な大国:中国の視察事情、特に不動産業者としての等身大の目線でのそれをご紹介いたします。
これから、中国での不動産投資を考えている方、同じくビジネスチャンスを狙っている方等々のご参考になればと思っております。
社会主義国なのに、、、?
私は、平成16年6月30日に生まれて初めて社会主義国の地:中国、50年程前日本が占領していた満州の首都:大連・ そして7月1日には世界一の人口を誇り人種の坩堝と化している要塞都市:上海のそれぞれの地を踏みました。
私は、社会主義国だから御堅いイメージを抱き空港に降り立ったのですが、そのイメージは嵐の如くなんと瞬く間に吹き飛んでしまいました。それは、なぜかって???税関出た後すぐに人相の悪い(不動産業界で言うとブローカー?みたい)タクシーの客引きにしつこくされました。(結局乗車してしまいました。)そして、そのタクシーったら、、、一般道なのに速度80KM以上で走行するし、一方歩行者は、信号無視して自動車と自動車の間を平気でする抜ける、、、唖然とするしかありませんでした。自転車の多い国と聞いていましたが一台も見なかった気がするくらい交通ルール無用の自動車(トラック含む)と歩行者、そして客引きのおっさん!これって社会主義国なの?としか感じられない中国第一印象でした。
次回は、こんな中国の不動産、特にマンション事情を掲載させていただきます。