筆者は、合計3回中国に滞在したことがありますが、その発展ぶりは一言でいえば「すさまじい。」上海・北京だけを見れば日本で言う1980年代後半のバブル絶頂期に思えてなりません。統計的に見ても中国のGDPは、右肩上がり、一方人口13億人を突破と日のあたる部分では超大国への道を歩んでんいるように見えます。
しかしながら、生みの苦しみというべきか?中国経済の発展には様々な課題が山積みされてきています。
(1)都市部(上海・北京・シンセン・広州・チンタオ・天津・大連等の沿岸部)と農村部との所得格差
(2)失業者の増大(都市部681万・農村部1000万)
(3)急激な経済発展による環境破壊(大気汚染・水質汚染等)
上記の問題にまして、全世界の最大の関心事は、中国の流通貨幣:人民元の切り上げに尽きます。日本の国会にあたる全人代が去る3月に開催されましたが、明確には切り上げると議題には浮上していない。ただ、現在の人民元の対ドル相場は60%程度の割安水準に放置されているので一度にドッカーンとの切り上げではなく3から5%堅いラインでの切り上げは遠くないだろうとの経済学者の予想である。
そんな状況の中、筆者は4月15日から3泊4日で大連:上海に行ってきます。短期間ですが、マンション情報・輸入雑貨・グルメ情報等寝る間を惜しんで有意義に行ってきますので次号は、紀行を掲載させていただきます。