華やかに開催された北京五輪は終焉した。現在は、五輪後の中国経済に対する不安と期待が交錯する中、パラリンピックが開催されている。そんな中国でも、我が日本の東京五輪が開催された時と同様に、北京~天津間・上海~杭州:南京間に弾丸列車・・・そう中国版新幹線が、3路線同時に開通していたのである。この弾丸列車は、日本の新幹線の技術を取り入れた外見が700系にそっくり車両であった。今回は、その乗車レポートをします。
2008年7月3日 お昼頃、上海は既に35度を越えていた。日本より半月ほど早い猛暑である。私は、蘇州へ行く為、上海駅へ降り立ったが、コンクリートからの照り返しと雑踏の熱気でクラクラするほどの違和感を感じつつ、弾丸列車のホームへ向かった。
まずは、改札みたいなところでチケットとX線検査で荷物チェック(日本と全然違う!!!テロの心配があるのかなあと少し不安に...)してから、待合室というより、広いホールで、発車時刻の15分前まで待機です。そして、再度チケットのチェックの後...ようやく、ホームに到着でした。
車内は、まさしく我が日本の新幹線まんま、驚くことにすべて指定席です。最高時速は250㌔、日本のより早いね!だけど、少し揺れたかなぁ?でも、車で行くと、上海~蘇州は、2時間余...この弾丸列車で行くと35分と、大幅な時間短縮です。ようやく、中国も、列車の高速化に向かっていますね!(北京~上海間を、近いうちに弾丸列車を開通させるようです)
最後に...料金は片道600円強(40元)安い!!! もうひとつ...列車のことを中国語でなんと書くでしょうか?①汽車②火車③電車