筆者は、すでに中国行きは昨年6月以来4度目となっております。そして、来たる7月14日から17日まで中国上海行きも予定しておりますが、未だ不動産の購入には至っておりません。そこで次回の中国行きでは、不動産購入の第1歩として銀行に口座を開設する事を目的としましたので、口座開設の方法の体験談を次号で掲載させていただきます。
さて、今号では、中国での不動産の購入方法を、様々な資料・大連の房屋(不動産屋)から調査した結果を簡略して説明させていただきます。ただ、中国らしく資料・房屋により、諸経費等がまちまちなので、一般的な購入方法の流れをご説明します。
- 【1】仮契約手付金の支払い
- 物件価格の1~5%
日本ではいわゆる申込金で物件を保留する意味合い、但しキャンセル時に返金されるか否かを要確認 - 【2】本契約手付金の支払い
- 物件価格の20%
売主買主仲介業者は当然ですがなんと公証局役人も立ち会い、公証人が売主と財産権利証と一致するか否か確認、契約書の署名等を確認。(公証費 物件価格の0.3%・予告登記費 50元) - 【3】公証局(日本の法務局に該当?)で公証終了まで約2週間
- 【4】納税・決済
- 公証終了後、契約税 物件価格の1.5% 権利証印紙税 5元 売買契約書印紙税 物件価格の0.03% 産権移動登記費(所有権移転登記?)80元等を支払う
納税の領収書を添付しながら残金の一部 物件価格の70%を支払い、登記完了後10%支払う
以上が、不動産新築物件の購入時の流れです。(中古物件の購入は、若干異なるようです。)日本とおおよそ似ていますが、実際に購入して体験してみないと良い点・悪い点を判断できないかな?というところですね!あと、余談ですが、不動産仲介手数料は、物件価格の1%です。