静岡市に本社を置く上場会社のスター精密(株)様は、15年前に中国:大連に工場を建設、その後工場を除々に拡幅して、現在の大連では、日本企業の上ランクに位置している。一方、昨年近鉄球団の買収騒動後、最近では衆議院選挙にも立候補した堀江貴史社長の率いるあのライブドア(株)様も3年ほど前より、大連に進出している。(実は、筆者は昨年の近鉄買収騒動時前に始めて大連に行き、大連でライブドアのオフィスビルを目撃していた)これらの状況から、私の預かり知らないかなり以前より日本企業は、中国に進出していることは容易に想像できる。ただ、私どもには想像できない苦労・不安もあったことも事実であろう。
そのような状況下、日本企業も中国に進出するのはごく当たり前の時代になり、日本人のビジネスでの滞在人口はかなりの数に上っている。その実感は、筆者の5度の中国行で体感でき、そんなビジネスマンまたは旅行者向けサービサーなる会社が、さらに存在する。このような会社は、本当に困ったことがあれば解決してくれる。病気になった時・日本への宅急便の手配・航空機、列車、ホテルのチケット手配・銀行口座開設の手配・安心なクラブ、スナックの紹介・通訳・中国国内の小旅行の手配等をしていただける。筆者も最近の2回の中国行き(上海)ではお世話になりました。
また、日本人同士の交流も盛んである。驚くことに上海でも日本人向けのフリーペーパー・無料雑誌があり、たとえば、飲食店の紹介・不動産広告・企業進出ならびに税務アドバイス・病院の紹介・企業の求人広告等が掲載されています。日本国内のホットペッパーのグレードをプラスした感じのイイできです。その中で、○○県人会募集、軟式野球チーム募集、1960年代生まれ会募集、○○大学OB会募集の広告が目を引きました。異国の地で身近なつながりから日本人同士のコミュニティを形成しているように筆者の目には映りました。筆者は、今後の中国での事業進出のプランは温めてありますが時期については未定であります。ただ、進出した際は、日本人の方々のお力はサービサーならびにコミュニティを通じて借りなければならないと思っております。其の時は、何卒よろしくお願い申し上げます。